今年も託児所を設置 川満陽香理プロ「本当にありがたい」
昨年大会で国内女子下部ステップ・アップ・ツアーとしては初めて設けられた託児所ですが、今年も住友商事との取り組みで設置されました。BPカストロール契約選手の川満陽香理プロも今年1月に男の子を出産し、“ママさんゴルファー”としての復帰初戦。今大会で初めて託児所を利用しています。
6カ月になった子どもを預け、プロアマではスタート前、ハーフターンで様子を見に来ていました。「本大会に託児所があることは去年から知っていたので、試合に出られると思い、うれしかったです」。4月から保育園に預けているようで、人見知りや場所見知りをしない子だといいます。「すごく安心します。遠くに預けているとお迎えに行かないといけないですし、何かあったときにすぐに駆け付けることができない。ゴルフ場に連れてくることができるのは、本当にありがたいです」とママの顔を覗かせます。
2021年に海外メジャーに出場した時、選手だけでなくキャディや運営スタッフなど、大会関係者のための託児所があったことが印象に残っていると話します。「大会という大きな枠組みで全試合に安定して設置してもらえるようになると、みんなが利用できるし、働いている姿を見てもらえる。一つの大会をみんなで作っている感じがありました。今後そういうふうになっていくと、より良いなと思います」。そのときの光景を思い返しながら、ひとりのママゴルファーとしての意見を述べました。
会場に託児所があることによって、大会への向き合い方も変わっていきそうです。「出場できるか、できないかも変わってきます。いつかは私がプレーしている姿を子どもが認識してくれるといいな。託児所が設置してある試合に出ることができるQTの順位にいられることが大切なので、そこに向けて頑張っていかないといけないですね」と奮闘を誓いました。
「子どもと一緒に優勝写真に写りたいですし、もっと頑張っていきます」と意気込んだ川満プロ。引き続き、カストロールレディースでは選手たちを手厚くサポートしていきます。
■高島早百合プロのコメント
「今週は主人や母親に子どもを預けることもできましたが、託児所を設置いただいて子どもとの時間を多く持てるので、今年も利用させていただきました。(子どもと)二人で来て面倒を見ながら、自分のゴルフをやるという、普段できないことなので楽しく感じますし、託児所のありがたみを改めて感じます。
詳しくは→ https://www.alba.co.jp/tour/category/step/tournament/97545/