同順位フィニッシュ! 倉田珠里亜プロ・山村彩恵プロ
カストロールレディース2023、通算1アンダー・38位タイで並んだ倉田珠里亜プロと山村彩恵プロ。昨年から同大会でも調子を上げており、今年は仲良く同順位でフィニッシュ。お二人のエピソードや選手の声をお届けします。
■山村彩恵プロはホステス大会で“自爆”から脱出
今季はじめて最終日まで戦った山村彩恵プロは、4バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「73」でホールアウト。通算1アンダー・38位タイで今大会を終えました。
小石孝之会長からスタートコールで『きょうも思い切っていきましょう!』と励まされ放ったティショットはフェアウェイど真ん中。そのあと、会長とアイコンタクトをして笑顔でうなづき合うあたたかい姿がも見られました。そして「1番は、おはようバーディでした!」と良いスタートを切ることにつながります。
ですが、そこからは苦しい展開に。3パット、ティショットのOBなどのミスが続き9ホールを終えてみると4オーバー。「2つは戻そう」と気合を入れ直して折り返します。今までは、スコアを崩すと気持ちが沈んでしまっていましたが「ショットに自信があった分、バーディがどこかでとれるから『大丈夫』という心の余裕がありました。コース中のメンタルというか考え方が変わった」と成長も感じられました。
苦しい期間を振り返ると、「久しぶりに楽しかったです。やっと自爆から抜けられたなって思います。今季はギリギリで予選落ちをしていたり、不安のなかラウンドしていました。やっと抜け出せた」と朗らかな顔つき。最低目標だった予選通過をクリアし、「自分らしい“攻め”のゴルフができました」と残りの試合に大きな自信をつけた濃い3日間となったようです。
■倉田珠里亜プロはホステスプロとしての“心残り”を明かす
「3日間通してドライバーがとても良かったです。距離も出ていてターゲットにしっかり打てていました! 距離が出て2オンが狙えるロングが多かったのですが、セカンドのミスでバーディーを逃したりしてしまった事が何度かありました。そこがスコアを伸ばせなかった要因です。
今年は熱中症対策もバッチリして風が涼しかったこともあり例年より暑く感じませんでした!夏が好きなのもあると思います(笑) ホステスプロとしてもっと上位で優勝争いしたかったことが心残りです。長くサポートしていただいて本当にありがたく感謝の気持ちを早く結果で返したいです。残りの試合も優勝目指して頑張ります!」