今年のカストロールレディースも無事終了
■ルーキー対決は岩井千怜(ちさと)プロに軍配 プロ初Vに「最後は震えました」
今年のカストロールレディースは、6月にプロテスト合格を果たしたばかりの岩井千怜(ちさと)プロと上野菜々子プロがトータル10アンダーで並びプレーオフに突入。2ホール目でパーセーブに成功した千怜プロが、初優勝を飾りました。
最終日を首位でスタートしたのは双子の姉・明愛(あきえ)プロでした。
3打差から姉を追い上げる展開となりましたが、千怜プロは前半でスコアを3つ伸ばすと、後半も我慢の時間帯を耐えつつ15番でバーディ。17番、18番でもバーディを奪って、最終ホールの土壇場で、その時トップだった上野プロに追いつきました。
そして「攻め続けようと思っていました」の言葉通り、プレーオフでも難関の18番で逃げることなく攻め続け、見事に優勝を決めました。
途中、優勝争いは意識せずに自分のプレーに集中していた千怜プロですが、
「緊張して、最後のパットは手が震えました。うれしいです。そのほかは何もありません!」と最後はストレートに喜びを表現してくれました。
さらに「今年中にもう1勝したいです!」と高らかに宣言。
「出させていただくどの試合も大事なので、集中してやっていきます。ありがとうございました!」と満面の笑みを見せ、すぐに先を見据えました。